オートミールダイエットとアロマテラピー

アロマテラピー

アロマテラピーかアロマセラピーか

ストレス解消に良い香りのする芳香成分が役立ちます。

これは植物の持つ精油のことですが、アロマテラピーなのでしょうか。

アロマセラピーなのでしょうか。

まずこのあたりから学んでみましょう。

アロマテラピーとアロマセラピー

アロマテラピーまたはアロマセラピーと呼ばれますが、花や木など植物に由来する芳香成分(精油)を用いて精神的ストレスを除き、心身の健康を増進する行為のことを言います。

アロマテラピーとアロマセラピーとでは、どちらが本当なのでしょうか。または別のことなのでしょうか、少し調べてみました。

アロマは芳香と言う意味のフランス語で、テラピーは治療とか療養などを意味する療法というフランス語です。

アロマテラピーという言葉は、この2つを合わせてフランスで作られた造語です。実はこれを英語で読んで発音してみるとアロマセラピーとなるのです。

結局、アロマテラピーとアロマセラピーは同じことであり、フランス語読みか英語読みかということです。

線香ならよく知っていますがお香のことはよく知りません。でもそのお香やフレグランス・キャンドルなどの生活に芳香を用いることによって心身をリラックスさせることも広い意味ではアロマテラピーと呼ばれてもよいものです。

ダイエットを決意しカロリーコントロールをしようとされる場合、心身にストレスがあるとあまりうまくいきません。ストレス解消をしないとダイエットしにくいのです。そのためにアロマテラピーは手助けをしてくれます。心を和ませ、ストレスを解消する手伝いをしてくれるのです。


芳香植物の利用

人は大昔から植物の芳香を利用していたようです。

エジプトでは盛んにミイラが作られましたが、この時に植物の芳香成分が使われていたことが分かっています。

世界各地で芳香の利用が行われていますが、大部分がその地方独自で発展してきているようです。儀式や治療にも使われています。

隣の国から隣へと伝播して行ったのではなく、その地方地方で作られ考え出されていたわけです。

しかしそうではない場合もあります。仏教では必ず焼香と言うことが今でも行われていますが、これなどは宗教とともに各地に広がって行ったものと思われます。

各地で起こったにしろ、伝搬したにしろ、なぜ人々は植物の芳香を使うようになったのでしょうか。それは、良いものは良い、と言うことを証明しているようなものです。

どのような地方の人でも、良い香りは心を和ませてくれることに気が付いていたわけです。
時代が進み、中世になりますと、西欧では修道院で芳香成分である精油の抽出が行われました。イスラムでは蒸留法が発展しています。

19世紀には合成香料が出てきています。このようにアロマは心身を和ませ、ストレスを解消する手助けをしてくれるのです。


オートミールダイエットとの関係

ダイエットのためにカロリーコントロールを行っていると、精神的にいらいらしてくることがあります。

いつもいつも、空腹感との戦いが続いているため、これがストレスとなってしまうのです。

そのストレスを和らげる作用がありますから、アロマテラピーはオートミールダイエットの手助けをするということです。

大抵の物事はそうですが、一つだけの方法で達成するよりも、いくつかの方法を組み合わせますと、互いに効果を高めあうことが多くあります。

オートミールによるダイエットと、アロマテラピーも相乗効果を発揮するものと思います。