オートミールダイエットと肥満の判定基準肥満の判定基準
わかっているけど治せない肥満本当に肥満なのか、判定基準を理解してからダイエットしましょう。もしダイエットが必要なら空腹感の少ないオートミールダイエットが良いです。 肥満していると分かって、減量に取り組んでもなかなかできないのが現実です。 多くの人はそんなには肥満していなくても自分はちょっと肥満だと思っていられる方も多いのではないでしょうか。 どうしてそんなに肥満が気にかかるのでしょうか。 実際肥満の人はその肥満がどうしてよくないかをよくご存じなのです。 女性の方ならなおさらのこと、肥満はスタイル的に問題であり、ウエストのくびれも欲しいことでしょう。 肥満は皮下脂肪と内臓脂肪とに分けることができます。 でも、あなたは本当に肥満しているのですか。肥満の判定基準を超えているのですか。ひょっとしたら必要もないのに肥満対策をしようとしているのかもしれませんよ。 皮下脂肪での肥満ならば健康的には問題のない肥満であるけれども、内臓脂肪による肥満は健康に問題があると以前は信じられていたようです。 しかし現在はそうではなく、皮下脂肪による肥満も、内臓脂肪による肥満もどちらの肥満とも健康に良くないことが知られています。 メタボリックシンドローム、略してメタボですが、このメタボは単なる肥満のことを言っているのではありません。 肥満が原因で高血圧とか動脈硬化などを併発している状態の人のことを言います。 しかし実際には単なる肥満だけという人は非常に少なく、肥満してくると他の病気も併発してしまうことが多く、メタボになるのがほとんどです。 あるお店の女性店員さんで、普段正面を向きあって応対していただいていますので、ちょっと肥満気味の方だなぁとはおもっていましたが、何かの時に横向きになられました。そのときびっくりしたのです。お腹も背中もすごく肥満しているのです。 いわゆるゾーサンです。 色々の方が肥満ということに関心があり、肥満の判定基準を超えていられる方もいられるでしょうし、少し小太りの方もいられるでしょう。そのような方、おそらく全員の方がスタイル的にも、健康的にも肥満はよくないことをご存じのことでしょう。 でも、その肥満が解消できないのです。努力はしておられるのですが肥満は治らないのです。 どうして肥満だと認識し、治そうと思っているのにその肥満が治らないのでしょうか。 答えは簡単です。肥満の判定基準を超えているなら自分も分かっていられることですが、要は食べすぎなのです。 肥満の判定基準を超えていなくてもそれに近いならやはり食べすぎです。 どうして食べ過ぎてしまうのかというと、適量の食事では満腹感が得られず、どうしても手が伸びてしまうのです。 甘いものを見れば、肥満に良くないことは分かっているのに食べたくなってしまい、歯止めがきかないのです。 私、筆者はちょっと古い人間で、やろうとすれば大抵のことは自己制御する自信があります。 旅行に行った時など食べ過ぎてしまい、肥満してしまうことはよくあります。でもその肥満はすぐに解消できます。 すぐにと言っても半月か一月くらいはかかりますが、自宅での食事を減らし、運動をぐっと増加します。そうすれば食べ過ぎた肥満は必ず解消できます。 でも、他の方に同じ肥満解消法をお勧めすることはいたしません。 この肥満解消法はとても精神力のいる肥満解消法だからです。毎日の食事を減らすというのはお腹がすいて仕方ありません。家族のみんなが甘いものを食べていても私は手を出しません。つばだけは出てきますがぐっとがまんの子です。 肥満の解消は我慢ができるならやってやれないことはありません。 しかし皆さんにお勧めしたいのは、そんな大変な思いのがまんをしなくてもできる肥満解消法です。 食物繊維を多く摂り、これでおなかをふくらませれば空腹感を我慢しなくても肥満解消できるのです。 ただ付け加えておきたいことは、運動を必ず行って、筋肉を付けておかないとリバウンドしてしまうということです。 肥満解消には食事の内容制御とともに運動が必要です。 肥満の判定基準太っているとかいないとかはどうやって決めればいいのでしょうか。本人が決めることなのでしょうか。それとも他人の見た目で決められることなのでしょうか。 それぞれの方の考え方があると思いますが、何らかの基準がないと都合が悪いです。 正しい肥満の判定基準があります。世界共通の数値ではなく、各国独自に決定しています。日本でもそれが決められています。 実際には肥満でもないのにダイエットしている人があります。とにかく痩せることが美しく見せることだと勘違いされている可能性があります。 余談ですが、男の私の好みは、ある程度ふくよかでウエストのしっかりくびれた女性がいいですね。 男性なら、おなかは出ていず、力こぶのぐっと出ている人はいかにも力強く感じます。 そのことは別として、本当に肥満なのかどうかを判断するための肥満の判定基準があります。 一般的肥満の判定肥満を治すために減食するかどうかは、本来個人の考え方によるものです。しかし、その本人が決断するにもこの基準が参考になるものと思います。 概ね標準体重より20%以上体重が超過した辺りからを肥満と云う事が多いようですが、最も頻繁に用いられる基準を紹介します。 身長と体重による肥満の判定基準現在、成人においては、身長と体重による肥満の判定基準として、BMIが用いられています。BMIと言うのは、体重を身長で割って、もう一度身長で割った値で肥満か肥満でないかを判定するのです。 このとき身長はmで表し、体重はkgで表します。例えば身長1.52m、体重48kgならば、BMIは 48÷1.52÷1.52=20.8 です。 日本肥満学会基準によると、BMIが、 17.9以下なら低体重(やせ気味) 18.0以上24.9以下なら正常 25.0以上29.9以下なら肥満度I 30.0以上34.9以下なら肥満度II 35.0以上39.9以下なら肥満度III 40.0以上なら肥満度IV という肥満の判定基準が適用されています。 先の例の人はBMIが20.8ですから正常です。特にダイエットする必要はないでしょう。 ダイエットは、あくまでも個人の考え方によるものですが、BMIが25以上の場合、肥満の範囲に入っていますので少しダイエットするのがよいのではないでしょうか。 世界では、一般に、BMIの数値が25以上を肥満傾向、その数値が30以上を肥満と呼んでいます。 日本人の場合は、BMIが25以上でダイエットに入るのがよいのではないかと思います。 もう一度申し添えておきますが、この基準は各国によって違っていますし、時々改正もされます。あくまでも一つの参考だと考えておいてください。 外国では私たちが見ていると肥満に思える方が大部分で、日本人的スタイルのおばさんなどほとんど見かけられないこともあります。きっとその国の平均値は日本よりも高いでしょう。それでも健康なのです。 BMIで見た場合、どこからを肥満とするかは国によってことなるわけです。 世界中が同じではないわけです。人種や食べ物によって違ってくるのでしょう。 BMIは万全ではない肥満の判定の目安となるBMIは、身長と体重から単純に計算された値ですので、大体の目安にはなりますが、これだけでは筋肉質なのか脂肪過多なのか、分からないという問題もあります。BMIは標準体型の人には当てはまりますが、骨太の人、足長な人、骨細の人、筋肉の多い人等には適用できないと言う問題もあります。 筋肉質のスポーツ選手ならば、いくら日本人であっても、BMI25で肥満対策をする必要はないでしょう。 なぜなら、この方は脂肪で体重が多いのではなく、筋肉で体重が多いのです。こういう方は肥満ではないわけです。 BMIによる肥満の判定基準はあくまでも目安だということです。あまりとらわれないようにしましょう。 スポーツ選手は意外にオートミールを食べたり、オーツ麦からオートミールを作る時に出てくるオートブランというサプリメントを使う方も多いです。 この方たちの考え方は決してダイエットが目的ではありません。 オートミールの持つ食物繊維の健康効果が目的なのです。 オートミールは血糖値の急上昇を抑制したり、コレステロールを排出してくれるからです。 オートミールダイエット肥満解消のためにダイエットが必要となった場合、どのような方法でダイエットするのがよいでしょうか。一番の問題点は、どうしてもおなかがすいてしまい、つい間食や甘い物のつまみ食いをしてしまいがちです。 オートミールを使うとこの最大の問題点が解決できるのです。 オートミールだと少量でもおなかが満足し、しかも腹持ちがいいからです。 オートミールは食物繊維が多く、水分を吸収して膨張するため肥満を治すのには最適なのです。 オートミールダイエットの行い方このサイト「オートミールダイエット」では、正しい肥満解消の方法とともに、リバウンドの防止方法など基本に立って説明しています。結論から言いますと、肥満を治すのに、1日300kcal減食すればいいのです。 そのためには朝食にオートミールの粥を食べるのが良いです。 オートミールは痩せ薬ではありませんし、栄養に偏りを生じないよう、オートミールと通常食品とを混用しなから肥満を治して行くのがよいです。 朝食にオートミールを食べ、昼食や夕食は通常の食事を摂ると良いです。 それとともに(エクササイズ)運動すれば必ず肥満は治すことができます。 オートミールとはオートミールはまだ日本ではなじみが薄い食品ですが、徐々に皆に知られるようになってきた段階です。オートミールは、オーツ麦の実を調理しやすいようにあらかじめ何らかの加工を施したもののことです。加工の方法によっていろいろのオートミールがあります。 オーツ麦というのは昔、小麦畑の雑草としてしか認識されていませんでしたが、冷害の年、残ったのはこのオーツ麦だけでした。 餓えた人々はこの雑草を食べてみたのです。しかし煮るのに大変時間がかかり大変でしたか食べてみると結構良いものだと分かったのです。 近年になり、メーカーであらかじめオーツ麦に加工を施し、短時間で調理できるようにしたのがオートミールです。 オーツ麦の実を2〜3個にひき割っただけのオートミールもありますし、ローラーで平たくつぶしたオートミールもあります。 インスタントオートミールというのは、メーカーで一度調理してしまい、それを乾燥させたものです。そのままパリパリ食べることもできますが、たいていは牛乳やダシの素を加えてお粥にして食べます。 オートミールは食物繊維を多く含み、水分を吸って膨張しますから少量でもおなかが満足してくれますし、食物繊維は消化吸収されにくいですから腹持ちがよいのです。腹持ちが良いですから肥満解消にあたって空腹感を我慢しなくて済みます。 ダイエットとはダイエットといえば肥満の人が痩せるように努めることを言いますが、英語のダイエットには「食事の制御」という広い意味があります。もちろん肥満を治すための食事制限も含まれますが、痩せすぎの人を太らせるための食事の制御ということも含んでいます。 しかし今の日本では全く痩せることにのみダイエットという言葉は使われています。ダイエット=痩身です。 そういう意味でのダイエットですが、基本的には余分な体脂肪を減少させることです。 肥満を治すというのは余分な体脂肪を取り除くことです。 肥満の判定基準を超えている方はダイエットに取り組むことが大切かもしれませんが、それでも筋肉質のためかもしれません。そうならば例え肥満の判定基準を超えていてもダイエットする必要はありません。自己判断ではなく、お医者さんのご意見も聞いてみた方が良いかもしれません。 食事によってとりこんだ摂取カロリーと、基礎代謝や運動で使われた消費カロリーのバランスの問題です。基礎代謝というのは心臓や肺が絶えず消費しているカロリーのことで、生きていくための最低限のカロリーのことです。 食事制限によって摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくしますと、人間は生きていくためにどうしても必要なカロリーを得るために、体内にため込んでいた脂肪を使うのです。ですから体脂肪が減少し、体重は減るわけです。肥満は改善されるのです。 ところがとにかくこの方法はお腹がすいてたまりません。甘いものが欲しくてたまりません。必要なだけ入ってこないのですからそういう要求を発するのは当然の心の働きです。 我慢に我慢を重ねなくてはなりません。 しかしここでよい方法があります。 オートミールを使うのです。 オートミールは水溶性食物繊維を多く含んでいるため、少量でもお腹がふくれ、しかも腹持ちがよいのです。 朝食にオートミールのお粥を食べればお昼までほとんどお腹がすいてきません。間食しなくても大丈夫です。つまみ食いもしなくて大丈夫です。 ダイエットとは体脂肪を減少して肥満を治すことですが、我慢に我慢を重ねなくても肥満解消できるのがオートミールを食べるダイエット方法です。 |
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