ダイエットにおけるミネラルのとりかたミネラル
ミネラルの効率的なとりかたミネラルのあるところ栄養学においてミネラル と言われるのは、食品に含まれる無機質のことです。一般的な有機物に含まれる元素は、炭素・水素・窒素・酸素です。 それ以外に、生体にとって欠かせない元素のことをミネラルと言います。 よくミネラルウォーターと言って地下水をペットボトルにつめて販売されていますが、確かに水道水よりもミネラルは多く含まれています。 しかしあくまでも水であり、食べ物に含まれるミネラルに比べると格段に少ないのがほとんどです。 食べ物、つまり食品は長年かかって地下水や海水の中からミネラルを吸収し濃縮して蓄えているからだと思われます。 ですからミネラルを摂取しようとするならば、食べ物を食べた方が効率が良いと言われています。 ミネラルウォーターは普通の水よりミネラルをたくさん含んでいますが、一般的に、食べ物の方がミネラルを摂るのには効率的です。 ミネラルの基準ミネラルは、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つに入ります。健康な身体を維持していくためにはミネラルもとらなければなりません。 ダイエットをしていてもミネラルは必要なだけきちんと取らなければなりません。 ダイエットをしますと、食事制限のことばかり頭に浮かび、炭水化物を一切摂らないとか、バナナだけしか食べないなどと言うことにもなりかねません。 このようなダイエット方法の場合には、偏った栄養摂取となり、ミネラルの欠乏症になる可能性も否定できません。 勉強家の方はこのダイエットとミネラルの関係をご存じで、サプリメントでミネラルを補給しているから大丈夫だと言われる方もおられるようです。 しかしサプリメントのミネラル成分と、自然界の食品のミネラル成分とが同じであるとは言い切れませんし、ミネラルの欠乏症だけでなく、サプリメントによるミネラル過剰症も起こりえないとは言い切れません。 サプリメントなどでミネラルを「多めに摂ればよい」というものではありません。 なお、日本においては次の12 成分がミネラルとして示されており、栄養表示の基準となっています。 亜鉛・カリウム・カルシウム クロム・セレン・鉄・銅 ナトリウム・マグネシウム マンガン・ヨウ素・リン しかしこれらはミネラルの基準としてあるものであって、自然界の食品の全てのミネラル成分を表しているものではありません。 代表的ミネラルミネラルとして代表的なものには次のようなものがあります。塩素、マグネシウム、鉄、フッ素、カルシウム、リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、 亜鉛、マンガン、銅、モリブデン、クロム、コバルト、セレン、ヨウ素、珪素 ダイエットにおけるミネラルのとりかた理想的だがつらいダイエット方法本来、人は食物から必要なビタミンやミネラルを摂取するように出来ています。しかしダイエットによってカロリー低減を行いますと、食物の摂取量が減るわけですから必然的にミネラルの摂取量も少なくなります。 一番いけないのは、ダイエット食品ばかりを食べ続けることです。そうすると特定のミネラルが非常に少なくなってしまうことです。 その反対に、通常の食事と同じ食品を食べながら、全て1割づつ少なめに食べると言うことができれば、すべてのミネラルが1割少なくなるだけですから問題はありません。 もし本当にできるのでしたら、このようなダイエットが一番良い方法です。 簡単そうですがなかなか大変なのは、毎日毎回我慢しなければならないからです。 私は一時期会社の弁当を少し残すことを実行したことがあります。 会社の弁当は給食で、一応カロリー計算されているようですが、これを20〜30%わざと食べ残すのです。 理論的にはこれでも良いわけですが、まだ食べられる弁当に蓋をして返却するのはとてもつらいです。美味しそうなものが向こうへ消えていくのですから未練がましいです。 実際において、この方法は実行に際して辛いです。これを3食毎日繰り返すのは私には出来そうにありません。 1日に1回だからこそ何とかできたのです。 現実的なダイエット方法3食とも少しずつ控えるのでなく、例えば昼食、夕食は今までと同じにしておいて、朝食だけダイエット食品の利用などで減食すると比較的楽に行うことができます。ダイエット食品による減食は、基本的にはお腹は膨れるからです。 オートミールダイエットは朝食だけを減食する方法です。 オートミールの粥は意外に少量でも満腹感が得られ、腹持ちもいいです。このため間食も欲しくならずにすみます。 朝食をオートミールにすると、大体一日に300kcal程度カロリーダウンできますので、一月に1kg程度ダイエットできます。 オートミールにはミネラルもありますし、昼食と夕食に通常の食事を取りますので、十分ミネラルを摂取することが可能ですし、精神的負担も少なくて済みます。 |
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