オートミールダイエットと痩せ薬痩せ薬
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オートミールとは痩せ薬の話をする前にオートミールの話をしておかなければなりません。オートミールと言うのはエンバク(燕麦)の実を短時間で調理できるように何らかの加工を施したもののことです。 これは、ダイエットのためにはとても良い食材です。 オートミールには色々の加工方法があります。 なぜ加工しないといけないのかと言いますと、エンバクの実は煮てもなかなか柔らかくなってくれないのです。 もしそのまま煮るとすれば、まず集めたエンバクの実のモミ殻を取り除き、一晩水につけておきます。 次の日、朝から昼過ぎまでことこと弱火で煮続けなければなりません。 数時間も煮なくてはなりません。これではとても一般家庭で使ってもらえる食品とは言えませんので、メーカーで何らかの加工を施して短時間で煮えるようにしたものがオートミールです。 例えば、エンバクの実を2〜3個に挽き割ったオートミールがあります。これはお湯に接する表面積が増えるため比較的早く煮えるようになります。スチールカットオートミールと言って、エンバクの実そのものに近い歯ごたえや食感を持っています。 色々のオートミールがありますが、一番使いやすいのはインスタントオートミールです。 これは、メーカーで一度火を通してから乾燥させたものですから、極端に言えばそのままパリパリ食べても食べられます。 普通はこのインスタントオートミールに牛乳やダシの素を加えてちょっと加熱してお粥にして食べます。 オートミールと言うのはエンバクを調理しやすいように加工してある穀物です。 オートミールでダイエットできるのは、オートミールの薬理作用のためではありません。 オートミールはカロリーダウンしてもあまり空腹感を我慢しなくても良い食品です。 水溶性食物繊維が多く、水分を吸収して膨張し、満腹感を生じるととともに、消化吸収されにくいため腹持ちが良いのです。 毎日の摂取カロリーを低減しても、できるだけ空腹感などの苦痛の少ない食品として優れています。 痩せ薬とは文字通り飲めば痩せる薬と言うことです。こういう薬はあるにはあるのですが、一般市販はおろか、医師においてもなかなか処方はされません。 マジントールと言う薬ですが、その理由は、薬事法において、習慣性医薬品に指定されている劇薬だからです。 ネットなどで下手に購入した"痩せ薬"のなかに、こういう成分が入っていた場合、身体にどのような副作用が出てくるかわかったものではありません。 痩せ薬とは、中枢神経に作用して、食欲を失わせる薬理作用を持った薬のことです。 神経に直接作用しますから、何も食べたくなくなってしまい、どんどん痩せていく薬です。しかし栄養バランスや身体を維持していくために最低限必要なカロリーなど詳細に計算されていないと死に至ることさえあると言われます。 痩せ薬は、先に述べたオートミールなどと違って、カロリー低減の食品ではなく、食欲そのものをなくしてカロリー低減を行う薬です。 オートミールは健康に対してまったく問題がありませんが、痩せ薬は医師の指導の下によほど注意して服用しないと健康に問題を生じる可能性があります。 素人判断で使用するのは危険です。 もう一つ別な痩せ薬もあります。 これはオルリスタットと言って、腸に作用し、脂肪の吸収をしなくしてしまう薬です。 この薬は食べても食べても腸に吸収されず、排泄されてしまうようにする薬です。さきのマジントールりもさらに難しい問題があるようで、まだ許可が下りていません。 日本の痩せ薬 ダイエットすなわち余分な脂肪を落とし、痩身になるのは並大抵の事ではありません。 だれでも分っているのです。食べなければ痩せられることは。 オートミールを使うにしても、ダイエットするのにカロリーコントロールは有効であることは分っているのです。 しかし、オートミールと言えどもダイエットはなかなか出来ません。辛いからです。生易しい決意では実行できません。 それで、痩せ薬を探すことになります。 ダイエットのような辛いことや、エクササイズのような辛いことを避けたいのは誰にとっても同じです。 日本には、マジンドールという痩せ薬があります。 本当に痩せ薬でうまく行くのでしょうか、みてみましょう。 ヨーロッパのやせ薬 以前、ヨーロッパでやせ薬は危険性を指摘され、FDAの要請により市場から回収されています。 なお、日本でも2002年に、このフェンフルラミンや甲状腺ホルモンの混入した健康食品が、インターネットや口コミを通じて出回り、健康被害を引き起こす例が多発して社会問題になりました。 体重を減らす為に安易にこのような痩せ薬が混入した「健康食品」と称するものを服用すると、健康を害するだけでなく命まで失ってしまうこともあります。 マジントールという痩せ薬 近年厚生労働省により承認された痩せ薬の多くは中枢神経系に作用する薬物であり、したがって、これら痩せ薬は少なくとも日本においては、本来医師により処方されるべき薬物です。 実際に日本で承認されているマジンドールは処方せん医薬品です。 しかし、日本においてはマジンドール以外の薬物は承認されておらず、かつその適応基準は非常に厳格に設定されています。 投薬により体重を減少させなければならないほどの高度肥満症の人(BMI≧30)は日本においては約3%程度とごく限られています。 個人輸入 現在、これら痩せ薬は個人輸入により取引される傾向がありますが、使用を考えている人は、自身が本来の適用対象であるかどうかはもちろん、個々の薬物が本質的に有しているリスク、および成分不明の偽造品を入手してしまうリスクを総合的に考え、それでも自身にとって必要不可欠なものであるかを判断することが大切です。 特に、前述のとおり痩せ薬は中枢神経系に作用するものが多いため、中枢神経系に直接作用するような向精神薬を服用している人は、安易な使用は厳に慎まなければ、健康を害するだけでなく命まで失ってしまうこともあるので注意が必要です。 痩せ薬の種類中枢神経系に直接作用するものシブトラミン リモナバン マジンドール 腸に作用するもの オルリスタット オートミールと痩せ薬についての結論ダイエットを簡単に行うためのやせ薬についてみてきました。結論として言えることは、痩せ薬はありますが、これは高度肥満症の病気の範疇に入る場合、医者の医療行為として使用されるものであるということです。 そういう病気の人のために医師の使う薬です。 普通の太り過ぎの程度の人はまだ病気とは言えません。自分自身でカロリー制限してすこしづつダイエットすることが好ましい姿です。 少しづつのダイエットには、あまり空腹感に悩まされないために、オートミールを使うと良いです。 |
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