ダイエット成功の秘訣/料理を食べる順番

料理を食べる順番

ダイエットの秘訣は食べる順番


低カロリーダイエットでは、残念ながら食事の量はさほど多くはありません。

これを満腹感や血糖値上昇緩和の点からみて、最もよい食べる順番を考えてみましょう。

まず、満足感についてですが、同じ量でも食べる順番を変えると変わってきてしまいます。

ただその結論を述べる前に、ちょっとした理屈を申し上げます。

糖質を吸収することによって、血液中の糖分、すなわち血糖値が上昇します。

急激な勾配で血糖値が上がるのに、短時間で終了すると脳が勘違いするのです。

短時間で糖質をぱくぱく食べたらそれで終わり、ということですから、脳はこれは飢餓状態になる危険状態だと判断してしまいます。

そのため脳は脂肪として蓄えるように指示してしまう可能性が高くなります。

ですから、血糖値の急激な上昇を抑えねばなりません。

そのためには糖質の吸収を緩やかにしてやることです。

ダイエット時に食べる料理の順番


ここまで述べますと、大体察しがつくと思いますが、最初に食べるのは汁物です。

こうすることで空っぽの胃を満たして落ち着かせます。

次に野菜をたくさん食べてお腹を満たします。

そうしてタンパク質系などのおかずを半分ほど食べます。

最後に、主食とともに残っているおかずをゆっくり食べます。

こうすることで、満腹感を得ることができますし、食物繊維などによって糖質の吸収は緩やかになります。

満足感も出ますし、血糖値の上昇も緩やかで、脳が飢餓状態だと判断することも防止できるのです。