ダイエット成功の秘訣/身体には脂肪を貯めよというスイッチがある

身体には脂肪を貯めよというスイッチがある

身体には脂肪を貯めよというスイッチがあることを知ること


身体には「脂肪を貯めよ」と命じるスイッチがあります。

これがオンになるとなかなか痩せられず、かえって太ってしまったり、寝起きが悪くなったりします。

健康的にダイエット成功するためにはこのスイッチをオフにしなくてはなりません。

そのスイッチは脳の中にあり、飢餓状態に対して備えをするためのものです。

人が満足に食べられない状態に陥ると、脳はこれは大変だ、まったく食べられなくなるようになる危険性がある、エネルギーを今のうちに蓄えておかなくてはならない、と判断します。

そうして、脳は、飢餓状態に備えるためのスイッチ、すなわち脂肪を貯めよ、というスイッチをオンにしてしまうわけです。

そうなりますと、吸収効率は高まり、使用するエネルギーは減少してくるため、相当減食してもあまり痩せられません。

このスイッチがオンになるのは、人が満足に食べられなくなった時です。

急に強いダイエットを始めた時です。朝は起きづらく、活動するには体が重く感じられます。それでいて思うほど痩せられないのです。

強いダイエットはこのように逆効果を生じやすく、ダイエット成功のための正しい方法ではありません。

ダイエットのためには脂肪を貯めよスイッチをオンにしないこと

ダイエット成功のためには、このスイッチをオンにさせない必要があります。

弱めのダイエットなら脳は飢餓の心配をしませんのでスイッチはオンにならず、健康を保ちながらダイエットできます。

お勧めなのは、一日に300kcal減食する事です。

この程度ならスイッチは入りませんから、健康は保てます。

それでいて、一ヶ月あたり1kg程度づつ減量することができます。

一日に300kcal減食するのには、朝食にご飯を食べていたのをオートミールに変更するのが良い方法です。

オートミールは満腹感を与え、腹持ちをよくしますので、間食を欲しくなる心配もありません。

朝食をオートミールにして、昼食と夕食は今までどおりに食べます。これによって栄養を確保することができます。

身体には飢餓に備えるスイッチがあります。

急に強いダイエットを始めると、このスイッチがオンになり、健康を損ねたり、思うほど痩せられなくなってしまうのです。