オートミールもお風呂もダイエットには有効/ドラム缶風呂

ドラム缶風呂

ドラム缶風呂


日本の風呂と言うのにふさわしいか自信がありませんが、戦中および戦後からしばらくの間、空いたドラム缶を利用して作った風呂です。

現在はほとんど見かけられませんが、もしあれば、本当にストレス解消になるでしょう。

オートミールを食べてドラム缶風呂に入れば、ダイエット成功間違いなしです。

ドラム缶で作った風呂


ドラム缶風呂は、日本の風呂の種類の一つと言えないこともないでしょう。

戦後、物資の不足する中で、やむなく使ったものです。

空いたドラム缶の天板を切り取って風呂として使用したものであり、五右衛門風呂の亜種と言えないこともないでしょう。

石を積んで作った基礎というか台の上に置いたドラム缶に水を満たし、石の台の一方から火を起こして、ドラム缶の底部を熱してお湯にします。

ドラム缶の底部は熱しられていて熱いですから、入浴は五右衛門風呂と同様に、木の蓋を踏み込んで入るか、あるいは下駄を履いて入るかです。

第二次世界大戦中、戦地ではドラム缶が調達しやすかったためによく作られました。

終戦後は、内風呂のない家庭も多かったため、簡易な風呂として昭和40年代頃まで使用されることもありました。

しかしその後は生活レベルも向上し、ドラム缶で作った粗末な風呂は姿を消してしまいました。

オートミール豆知識


エンバク(燕麦)の澱粉は固く結晶化しているため、食べられるように調理するには大変な時間が必要です。

そこで、工場で燕麦を加工して、調理時間を短縮できるようにした製品がオートミールです。

エンバクは、ユーラシア大陸原産で2000年以上前からから作られていたものと考えられています。

エンバクはオートミールとして人間のための食品としても使われますが、家畜の飼料としても使われます。

藁の部分は土中にすき込んで肥料として利用されます。

エンバクは、昔、雑草であると思われていたのですが、寒さにも強いため、冷害で困った時に食べてみたら意外にお腹も膨れ、食料になることが分かり、栽培が始まったものと考えられています。