効果的ダイエット方法

箸置きを使う

箸置きを使う


早食いは肥満のもとと言われますが、確かにその通りです。

早食いを防止する方法を考える前に、空腹感と満腹感に付いて勉強しておかねばなりません。

(ダイエットするには勉強も必要なのです)


まず空腹感はなぜ生じるのか見てみましょう。

食事を摂ってから時間がたちますと、血液中にあった糖分がエネルギーとして使われるために減少してきます。

つまり血糖値が下がってくるのです。

血糖値の低下を止めるために、蓄えていた脂肪を分解して脂肪酸にし、更にこれを分解して糖にします。

この作用によって血糖値はある程度一定に保たれるわけです。

この過程で脂肪酸というのが出てきましたが、実は空腹感と言うのはこの脂肪酸が脳を刺激して空腹になっているのだと伝えているのです。

つまり、食事後時間がたって脂肪が分解されるような状態になると、脂肪酸が増えるため、早く食事してくださいという信号を出すわけです。


次に満腹感についてみてみましょう。

食事をすると、消化・吸収されますが、例えば、ご飯を食べたらご飯を吸収するのではありません。

食べたご飯に、消化と言う分解作用が働いて、ブドウ糖という糖にまで分解してから血液の中に取り込みます。

つまり吸収するわけです。

ブドウ糖が吸収されますと血液中の糖分が多くなりますので血糖値が上がります。

すると、先ほどまで脂肪を分解していた作業をやめて、今度はインスリンを増加して、血液中の糖分をエネルギーにしたり、脂肪として蓄えたりするようになります。

この過程で血糖値の上昇というのがありましたが、この血糖値が上がったということが脳に伝わると満腹感を感じるのです。

つまり、食事して、それを吸収することによって血糖値が上がると、満腹感を感じるのです。

食べたものを分解して吸収し、血糖値を上げるためには15分ほどはかかるのです。

食事を始めてから血糖値が上がり始めるまでには15分ほどかかるのです。


さて、早食いの話ですが、早食いしますと、その15分が経たないうちに大量に食べてしまいます。

ですから15分経って満腹を感じるようになった頃には既に大量に食べてしまっているわけです。
早食いをやめて、適正な食べ方をしていれば、ちゃんと血糖値が上がってきて、満腹を感じることが出来るのです。


そこで、早食いをやめる方法の提案です。

一口食べたら箸を箸置きにおいて、よく噛んで飲み込んでから再び箸を持つようにするのです。

これで早食いはぴたりと止まります。

この箸をおくという動作を通じて早食いをやめるのです。

そうすれば、食べすぎも治ります。結果としてはダイエットできるわけです。


おすすめ  効果的ダイエットのため、一口食べたら箸置きに置いてよく噛みましょう。