ベトベト血

ベトベト血

ベトベト血


このベトベト血とは何でしょうか?

ここで言うベトベト血とは高血糖の糖尿病の血液のことです。

糖質の過剰な血液は尿の中にまで糖を出してきます。

ダイエットや健康に良いと言われるオートミールはベトベト血を防ぐ性質を持っています。


ベトベト血になりますと、リポたんぱくが酸化され易くなり、このため動脈硬化にもなりやすくなります。

その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの大変なことになったり、網膜の病気や、抹消血管の壊死など色々の病気を引き起こします。

糖尿病で怖いのは合併症で、血管と神経がおかされることです。

糖尿病が進みますと、神経障害が始まり足先が痺れたりしますが、更に進みますと網膜症となり、腎臓障害などにもなります。


オートミールの含有している水溶性食物繊維は食べたものの中の炭水化物などに絡みつき、消化吸収を遅くします。その結果、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病の予防に役立ちます。

オートミールには食物繊維が沢山含まれています。しかも、玄米には含まれていない水溶性食物繊維も含まれています。

水に溶けない不溶性食物繊維も血糖値の上昇抑制の働きをしますが、この水に溶ける水溶性食物繊維は効率的に血糖値の上昇抑制を行います。

食事をしますと食べたものが消化吸収されるのですが、炭水化物を消化すると言うことは、分子の鎖を切ってしまい、小さな分子であるブドウ糖に分解することです。

吸収するということは、そのブドウ糖を腸壁を通して血液の中に取り込むことです。そのため血液中のぶどう糖の濃度は高くなります。

血液中のブドウ糖の量のことを血糖値と言います。

血糖値が高いままですと、ついには尿の中にまで糖が出てきてしまいます。

これが糖尿病です。


このような糖尿病を予防するためには、食事後、血糖値を急上昇させなければよいわけです。

そうすれば膵臓を傷めることもありません。

オートミールは食物繊維を多く含んでいます。その食物繊維は食べたものに絡み付いて、消化酵素との接触を阻害しますので、消化が遅くなります。

つまり、オートミールは消化を遅くすることによって、血糖値の急上昇を抑制します。

結局、オートミールはベトベト血になることを防止してくれるわけです。