有酸素運動の必要時間

有酸素運動の必要時間

有酸素運動の必要時間


オートミールなどによる食事療法でダイエットする場合、摂取エネルギーを制限しますから、体脂肪も減少し、ダイエットすることができます。

しかし食事療法とともに運動療法も行わなければなりません。

その運動は有酸素運動で、少なくとも15分以上続けなくては効果がありません。


オートミールによる食事療法の場合、摂取エネルギーを低減するとともに、オートミールの持っている水溶性食物繊維が腸の中で胆汁酸などにまといつき、そのまま排出する作用を持っているためコレステロールの低減が効果的になります。

しかし、このような食事療法のみでは筋肉も減少し、健康的ではありません。

そのため運動療法も並行して行わなくてはなりませんが、その運動は有酸素運動でなくては体脂肪燃焼の効果は期待できません。


有酸素運動を行うにしても、どのくらいの時間運動しないといけないかと言いますと、最低でも15分以上続けないとほとんど効果がありません。

例えば有酸素運動である強歩とかジョギングを開始しても、開始後15分程度はグリコーゲンがエネルギーに変わるだけで、脂肪は燃焼されないからです。

内臓脂肪を含め、運動によって体脂肪を減少するためには、有酸素運動を少なくとも15分以上続ける必要があります。ここから脂肪が燃焼し始めるのです。

成人男子の場合、ジョギングしますと、15分で100kcalほど消費します。

45分間ジョギングしたとしますと、最初の15分間は脂肪を燃焼しませんので、後の30分間だけとなり、体脂肪は200kcal消費されることになります。

ただ、最近の説によりますと、脂肪の燃焼だけにとらわれず、身体全体のエネルギーの摂取と消費の問題だという考え方も示されています。

その説によりますと、45分間ジョギングしたとしますと、最初の15分間も何らかのエネルギーを消費するので、結果として300kcal消費されるのだとも言われています。