ダイエットに最適な
オートミールのカロリー

オートミールのカロリーは100g当たり380kcalです。
ダイエットの場合、30g程度のオートミーでカロリーを110kcalとし、牛乳やドライフルーツなども加えて全部で200kcal程度にするのが最適です。
オートミールなら低カロリーでも空腹感が気にならずに済みます。
ダイエットに最適なオートミールのカロリー

オートミールの栄養素

栄養素 100g当たり
たんぱく質 13.7 g
脂質 5.7 g
食塩相当量 0 g
カルシウム 47 mg
3.9 mg
ビタミンA 0 μg
ビタミンB1 0.2 μg
ビタミンB2 0.08 μg
ビタミンC 0 mg
食物繊維 9.4 g
炭水化物 69.1 g
コレステロール 0 mg

ダイエットに適するのはオートミールのカロリーが少ないためか

100g当たり 380kcal

ところで、オートミールがダイエットに適すると言われるのはカロリーが低いからなのでしょうか。
確かにそれもありますが、それよりもオートミールがダイエットに良いのは、空腹感に悩まなくて済むと言うことなのです。
でも、それは実感して見なければ本当のところはご理解いただけないかもしれません。
一度お試しになられてはいかがでしょうか。
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役に立つ話はオートミールばかりではありません。
色々興味を持っていただけるのではないかと言う話を集めてみました。
興味のある話。オートミールを離れた役立つ話です
一休みいかがですか。



カロリーとは
食べ物のエネルギーを比べる場合などには、そのエネルギーの量を示すこと必要です。
物理学ではエネルギーの単位にジュールを使いますが、栄養学ではカロリーを使います。
このエネルギーと言うのは熱量とも表現されます。 ちなみにオートミール100gの熱量は380kcalです。
kcalと書いてキロカロリーと読みます。
昔はこれを"Cal"(一文字目が大文字)と書いて「大カロリー」と呼んでいました。それに対して"cal"は「小カロリー」と呼んでいます。
しかし、"Cal"と"cal"は間違いやすく、区別し辛いために、今日では栄養学におけるカロリーと して"kcal"と表記するようになりました。
ところが、栄養に関する話をしているとき、日常会話ではキロを除いて、キロカロリーのことを単にカロリーと呼ぶこともあります。1000倍も違いますか ら、どちらのことを言っているのか、栄養学なり物理学なり多少の知識のある人には区別できるようです。
カロリーは、エネルギー、すなわち熱量の単位なのですが、転じて、「カロリー」は食品の持つ栄養価としての生理的熱量そのものを指す言葉ともなっています。例えば「こんにゃくはカロリーが低い」「油物はカロリーが高いから太りやすい」などです。
実際、こんにゃくはカロリーが低いですから、ダイエットのためのカロリーコントロールとして、こんにゃくで作ったラーメンなどがダイエット食として用いら れます。ただ、筆者がお勧めするのはオートミールダイエットです。オートミールはお腹がすきにくく腹持ちが良いからです。そこにオートミールダイエットの良さがあります。
オートミールがダイエットに適するのはオートミールはカロリーが少ないためか、という問いには、そうではないと言わなくてはなりません。オートミールは結構高カロリーな穀物なのですが、ほんの少量食べるだけで良いので、摂取するカロリーが少なくて済むということなのです。

オートミールによるカロリーコントロールとダイエット

オーツ麦は燕麦(エンバク)とも言いますが固くて調理しにくく、昔はただの雑草として扱われていました。
しかしこれをあらかじめ工場で何らかの加工を行い、調理しやすいようにして販売されているのがオートミールと言うものです。
オートミールは燕麦、すなわちオーツ麦から作られたものなので、食物繊維を沢山持っています。
また、オートミールは色々のミネラルも持っていますが、カロリーもあります。オートミール100gで380kcalあります。
ダイエットのためには、朝食に牛乳で炊いたオートミールの粥が最適ですが、そのときオートミールは30gほどでよいです。
たった30gでも、食物繊維が水分を吸収して膨張しますので、結構満腹になります。
また、食物繊維のお蔭で、腹持ちもいいです。
オートミール30gのカロリーは、114kcalです。これだけでほぼ満腹になりますからオートミールによるカロリーコントロールは無理がないのです。
味付けのために少し蜂蜜を加えたり、乾燥果実を加えたりしても200kcalを超えることはほとんどないでしょうが、ちょっと多めに見て、一応オートミー ルの粥を200kcalとしておきましょう。
通常の朝食は500kcalほどですので、昼食も夕食も今までどおりとして、朝食をオートミール粥にすれば、一日に300kcalの低減ができます。
ダイエットしても栄養素のバランスを崩さないためには、このようにオートミールでカロリーコントロールすれば、食事の総カロリー制御を行うのが良い方法です。 これで一月に1kgほどダイエットできるはずです。
ダイエットはあせってはいけません。この程度が健康上も問題なく、ちょうど良いのです。オートミールダイエットも度を越すと身体に悪いです。筆者が経験済みです。昼食をオートミールにし、強い運動まで行ったところ、体重はみるみる減少しましたが、体調を崩してしまいました。
ただし、必ず適当なエクササイズを行い、筋肉を付けることは大切です。さもないと、リバウンドしま す。
オートミールにはもう一つの大きな長所があります。オートミールの持っている水溶性食物繊維は満腹感を与えやすいのですが、オートミールはそのほかに食べた物の消化を遅くしてくれるのです。
このため吸収が遅くなりますから、血糖値の急上昇を防ぎ、コレステロールを減少し、動脈硬化を防止したり、血圧を低減したりする効果もあります。
さらに、オートミールは心筋梗塞や脳梗塞を予防し、糖尿病の改善期待にも役立ちます。
オートミールダイエットは、当然摂取カロリーのコントロールをするわけですが、、それと同時にオートミールは健康を維持する働きを期待できるのです。
これがオートミールがダイエットに適しているということの基本的考え方です。オートミールの栄養バランスはとても良いですので、ダイエット目的でなく、健康目的のためにもオートミールは食べられます。昭和天皇がオートミールを好まれたことは有名です。
ダイエットはオートミールに限らず、色々の方法があります。要はオートミールを使おうが使うまいが、摂取するカロリーが消費するカロリーよりも少なくなれば脂肪は減少するわけです。
なせダイエットにオートミールが良いのか、それはオートミールの食物繊維、それも不溶性食物センスが多いためです。オートミールをダイエットに使うと、そ の食物繊維が消化吸収を妨げてくれますので、お腹がすいてくる時間が長くなります。
オートミールダイエットでは、腹持ちが良いため間食したくてたまらないと言う空腹感を持たなくて済むのです。

ダイエットとリバウンド

簡単に「ダイエット」と言っていますが、本当のダイエットと言う言葉は痩せることだけをいう意味ではないのです。痩せすぎの人には太るように食事を制御棲 めと言う意味も持っています。
しかし日本ではいつの間にかダイエットという用語は、食事制限を行って体重減少することを意味 するようになっています。
そのダイエットのためにはオートミールを使うのがも良いでしょうが、いずれにしてもカロリーコントロールが極めて重要です。
オートミールのお粥などで食事制限によるカロリーコントロールをしなくては体重減少は難しいでしょう。
しかし重要なことはもう一つあります。筋肉を付ける事です。それは運動によって付ける以外方法はありません。
体脂肪計の指示値におどろいて、単に体脂肪をとり、痩身するだけなら、オートミールによるカロリーコントロールのみでも可能です。
もし、1ヶ月間水だけ飲んで生きていれば確実にやせることが出来ます。(実際にやらないでください)
でも、食事制限の期間を終えて普通の食事を取り始めれば、たちまち肥ることは間違いありません。リバウンドという現象です。コンニャクであれ、オートミー ルであれ、カロリーコントロールで摂取カロリーを少なくすればダイエットは可能です。
でも問題なのはリバウンドです。今までダイエットに挑戦したけれども結局失敗したという方はこのリバウンドによることが多いのです。
とにかく運動が大切です。屋外で何かスポーツができれば最高ですが、ウォーキングが良いです。速足歩きで1時間。毎日です。このくらいの運動をすれば、 その運動でも300kcalほど消費しますから、オートミールによるカロリーコントロールとともに、ダイエットには都合が良いことになります。筋肉がついて、脂肪も減るわけです。
最初のころはこのウォーキングは負担に思えますが、しばらくすると、ウォーキング出来なかった日はなんだかすっきりしないような感じで、生活の一部のよう になってきます。
このような形のダイエットが正しい方法です。

オートミールダイエットと胃袋

ダイエットのために水だけとか、そういう無茶苦茶なことをしてはいけません。
無理なく、健康にも注意を払いながら、オートミールなどを利用してダイエットし、運動によって筋肉質の身体にしなくてはなりません。
筋肉質になると基礎代謝量が向上します。
ダイエットのつもりで、誤って摂食障害を起こしてはなりません。食べたくて仕方なくなり、こんどは過食症になってしまったり、無茶食いするよう になって、これはいけないと気付いてこれを繰り返してしまう可能性があります。
ストレスが続いているとこのようなことにもなりかねません。
一番大切なことは、胃袋を小さくすることです。
手術でもすれば別ですが、通常は物理的に胃袋を小さくすることは出来ません。
小食を続けていますと、小食が身についてきて、大食できなくなってしまうのです。これが、胃袋が小さくなったと言うことです。本当に体積が小さくなったか どうかではなく、小食が身についてきたと言う意味です。
これが出来ますと、リバウンドの心配はほとんどなくなります。オートミールを食べながらカロリーコントロールし、いま、ダイエットをしているのだよ!と意識することも大切です。
脂肪が減って、筋肉は付いたし、小食になったし、ならばダイエットは完璧です。
オートミールも食べなれると結構美味しいですよ。そうしてお粥だけでなく、オートミールのお菓子を作って食べたくなってくると思います。少し糖分は控えめ にした方が良いでしょうが、オートミールのお菓子はサクサク、パリパリした感じでとてもダイエットに適しています。朝食は、オートミールクッキーなどいか がですか。
ダイエットするのだと心に決めることはとても大切です。そうすれば小食が当たり前と言う身体になってくれることでしょう。胃袋が小さくなってくるのです。