オートミールの種類

オートミールの種類

オーツ オートミールの原料エンバク
モミガラを除去するとオートグローツになります

オートグローツ
2,3個に切るとスチールカットオーツ ローラーで平たく押し延ばすとロールドオーツ フスマを集めたものがオートブラン

ロールドオーツ
ロールドオーツを細かく切ったものはクイックオートミール 蒸して調理した後、乾燥させたものがインスタントオートミール

オートミールの種類

オートミール商品紹介
オートミールの原料 どのオートミールもすべて原料はエンバク(オーツ麦)
オートグローツ 燕麦のモミ殻を取り除いただけのオートミール
スチールカットオーツ オートグーローツを割ったもの
ロールドオーツ 蒸してこローラーで平たくしたオートミール
クイックオーツ ロールドオーツを細かく切ったオートミール
インスタントオートミール 加熱調理後乾燥したもですぐ食べられる
(オートブラン) オートグローツを精白した時に出てくるヌカ (オートミールではなくサプリメント)

オートミールとは

オートミールというのは、オーツ麦の実を調理しやすいように加工した物のことです。

今、オーツ麦と言いましたが、いくつかの呼び方があります。単にオーツと言ったり燕麦とも言います。

燕麦はエンバクと読みます。下の写真で右上のオーツのことです。

このオーツ麦の外皮すなわちモミガラを取り除き、取り出した実を食べるわけですがそのまま噛んで食べてもとても硬くて食べられませんし、飲み込んだとしても消化できません。

では煮ればよいかと言いますと、確かにそうなのですがこのオーツ麦はなかなか煮えません。

とても硬く火が通りにくいのです。一日中煮ていなくてはならないほどです。

オートミールはこのオーツの実を調理しやすくするためにあらかじめ何らかの加工を施したものです。

調理と言うのは要するに煮ることです。

オーツ麦の実を簡単に煮ることができるように加工したのものをオートミールと言います。

オーツ麦の実を2〜3個に挽き割っただけのスチールカットオートミールや。ローラーで押しつぶしたもの。

さらには一度完全に煮てから乾燥させたインスタントオートミールまであります。

スチールカットオートミールは単にスチールカットとか、スチールカットオーツとも呼ばれますが、単に割っただけですのでオーツ麦の歯ごたえや食感をほとんど持っています。

だんだん加工されるにつれて調理は簡単にできるようになりますが歯ごたえは少なくなってきます。

それでもインスタントと言っても一応噛みごたえや食感は残っています。

オーツ麦は昔、小麦畑の雑草だったのです。小麦よりも強く、冷害の時にはオーツ麦だけが残っていました。

お腹の空いた昔の人はこのオーツ麦を食べてみました。食べようとしましたがとても硬く食べられたものではなかったに違いありません。

そこでとにかく煮てみたことでしょう、長い時間かけて。

そうしたら以外にお腹も膨れ、立派な食物だと言うことが分かったのです。

現在は北海道でオーツ麦は栽培されています。寒さに強いからです。

さて、本格的な料理を作る場合やツーの人は別として、一般にインスタントは良く使われます。単にオートミールと言えばインスタントオートミールを指していることが多いです。

オートミールはオーツ麦を調理しやすくするための加工を施したものですが、その加工方法によっていろいろの種類になるわけです。

どれが良いかと言うことは一概には言えません。人それぞれの好みによってどのオートミールを使うか決められるものです。

米の場合、玄米を精白して白米にしますが、オーツ麦でもそのようなことがなされます。この時でてくるヌカは食物繊維が非常に多く、サプリメントとして販売されています。

以下に、種類とその加工工程を示します。

スーパーで手に入るのは大抵はインスタントオートミールです。

これでも食物繊維も多くダイエットに使用できますが、歯ごたえなど少し物足りないかもしれません。

長続きさせるためにも、やはり味の良いオートミールにして、しっかりダイエットした方が良いかもしれません。

オートブランは表皮を集めたもので食物繊維が非常に多く、サプリメントとして使われます。